
これは遺影でございます。
たぶんブログに出すのは初めてです。なぜってこのブログのほとんどの写真はコイツで撮ってきたから。
ついにこの日が来ました。
僕を写真の世界に引き釣り込み、28mm信者にさせた張本人がお亡くなりになりました。
メインがフィルムカメラに写ってからも
ブログ専用機、仕事でのメモ機として先日まで大活躍でした。
香港でカメラマンと1週間、ひたすら撮り歩いたのが懐かしい。
初代GRDは高級コンデジ市場の立役者でも有り、
まさかの単焦点28mm搭載。
画素数競争で、もやもやとしていたデジカメ界に
「カメラはやっぱりレンズだろ!」
という石を投げ込んだ存在でもありました。
初代プロダクトにありがちな欠点も盛りだくさんでユーザーを泣かせたのもGRユーザーにはお馴染み。
・コンデジのくせにセンサーにゴミが乗る。
・画面の端が流れる(センサー不良)
・いきなりフリーズする。
・ある日突然レンズが出なくなる(レンズユニットそのものの不良)
ただ、スナップシューターには唯一無二の存在であることと、サービスセンターの神対応のおかげで、色んな掲示板などでもかなり好意的だった気がします。
僕も銀座のサービスセンターには2度ほどお世話になりました。
今回もレンズ繰り出しが途中で止まって、ピントが合わせられなくなりました。
一度保証期間内に同じことを経験していますが、今回はユニット交換からもう6年・・・?
今となっては
手ぶれ補正もない、
ISO400以上はとてもじゃないが見られない(おかげ1/6秒までなら手ぶれ無しでいけるようになりました)、
インターフェースは遅い
などなど一昔前のデジカメ感はありますが、
ryonpapa的にはこれで十分でした
ありがとうGR!
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