さてそれぞれの比較と行きましょう。
左がM730まずはPD-M730 XTフラットペダルとPD-MT60の違い。
ぱっと見はほとんど同じですが、微妙にM730の方が大きいです。
右がM730横から見た形状も違います。
M730が平行四辺形型なのに対して、MT60は長方形。
ケージの素材も違います。
M730はアルミでMT60は鉄製。
M730愛用者はケージのスペアまで持ってるって「ヴィンテージパーツ図鑑」に書いてありましたけど、アルミ製だから減りやすいんですね。
重量は以下の通り。

PD-M730 221g

PD-MT60 262g
たった40gですが、持ったときの感触はMT60は「重っ!」と感じますが、M730は非常に軽く感じます。
このあたりはケージの形状とも関係してくるのかな。
ケージ片面の歯数を見てみると
M730は17。対するMT60は13。
これは実際に踏んだときの感触の違いにも出ていて、
見た目も大きさもほとんど同じなのに
ホールド感では圧倒的にM730の方に軍配が上がります。ホント、「伝説のペダル」の呼称は伊達じゃ有りませんでした。
なんかMT60に良いところが無いみたいな感じになってきちゃいましたが、
ちゃんとMT60にも良いところがあります。それはメンテナンスのしやすさ。
MT60はケージが鉄製でウェイトがかなりケージに寄っているので、ベアリングのタマあたり調整を厳密にしなくても慣性でクルクル回ってくれるんです。
乱暴に言うとテキトーなグリスアップでもそれなりに回ってくれます。道具としては良いペダルです。
ちなみにryonpapaのMT60は
グラフトンクランク問題時に変態的に追い込んだので、ぶっちゃけ中古のM730よりも良く回ります(ああ、新品M730・・・涙)。
一気に全部書こうと思ったら結構長くなっちゃいました。
次回はM730とM735の比較をします。
コメント
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2023/01/16 編集